相続争いは仁義なき戦いである~事例からみる揉める遺産トラブル

遺産相続トラブルのコンサルティング

今回は「東京の便利屋」の数あるカテゴリーの中でも、遺産相続トラブルのもめる事例と相続争い解決の為の「相続コンサルティング」について書きます。

遺産相続のスペシャリストである「遺言執行士」が、弁護士とは違う角度から最善のアドバイスをさせて頂きます。

遺産の額が少ないほど相続争いが起きやすいのか?

何かのWeb記事だったと思いましたが、「遺産の額が少ないほど相続争いが起きやすい」とありました。

私たちが相談を受けた事例から申し上げると、確かにそうです。

ただし、遺産の総額が1億円超えの相続件数と1億円以下の相続件数では圧倒的に、1億円以下の相続が多い訳でして、それ故に、「遺産の額が少ないほど相続争いが起きやすい」という結論が導かれたのかも知れません。


相続争いが起こりやすい事例とは?

では、相続争いが起こりやすいケースとはどんなケースでしょうか?
はっきり申し上げてどんなケースが起こりやすいというのはありません。

故人の生前に相続人同士が仲の良かった場合でも、相続争いは勃発します。犬猿の仲ならなおの事です。

ただ、相続が発生してしまったら、お互いに弁護士を入れて淡々と紛争を解決していくケースが多く、血を血で洗う争い(?)に発展するケースはあまりありません。

骨肉の争いが起こるのは、生前に遺産の奪い合い・争奪戦が起こるケースです。
暴行や傷害などの刑事事件に発展する場合も多々あります。

私が受け持っ相談でも何度もありましたし、プライベートでも私の妻が他の相続人から暴行をされて傷害事件にまでなりました。

遺産総額が1000万円以下の事例も例外ではありません。

人は数百万円の為に悪魔にでもなれるのです

それはもう仁義なき戦いとしかいいようがありません。


敵は突然キバを剥いて襲い掛かって来る

財産を独り占めしようする輩は周到に準備し、突然、他の相続人に牙を剥いてきます。

その時、貴方はどうしますか?

抗う術はありますか?

むざむざと敵(と言ってもいいいでしょう)に根こそぎ遺産を奪われますか?それとも徹底抗戦しますか?

もし、闘うという道を選ぶなら、私たちにご相談ください。


弁護士に出来る事、出来ない事

もちろん弁護士に相談されるのも良いかと思います。弁護士は相続財産を守る方法も、独り占めする方法も知っています。法のプロですから・・・

しかし、残念ながらそれを依頼人に勧める事が出来ない場合が多々あります。
なぜなら弁護士は「倫理」から外れた弁護活動をする事が出来ないからです。

しかし、敵は倫理もへったくれもありませんから、次々と攻撃をしてきます。

明らかに違法な行動はこちらの弁護士が対処してくれますが、法で罰せない行為は弁護士でも如何ともし難いのが現実です。

倫理に囚われていては、気づいた時には、全て奪われていたという事態も当然あります。

「目には目を」とは言いませんが、違法でない範囲でこちらも反撃の必要があると思いませんか?


遺産は独り占めできる?

弊社に相談に来られる方の中には、
「遺産を独り占めしたいんだけど・・・」
と相談される方がいらっしゃいます。(結構いらっしゃいます (^^;

そのようなご相談は返答に困ってしまうのですが・・・残念ながら相続財産を独占する方法はありません(きっぱり!!)

「遺留分」というのがあるので、一人の相続人が相続財産を独占したり、他の相続人の取り分を0にしたりする事はできません(例外はありますが、相当ハードルが高く、また、非現実的です)。

遺留分に関しては、民法第1028条 – Wikibooksをご覧下さい。

私たちには、長年培ってきたノウハウがありますので、遺産を多く獲得する裏技は知り尽くしてます。

そのような、幾つかの裏技を使えば、他の相続人の相続分を限りなく0円に近づける方法はあります。

それを知れば、あらかじめ敵の攻撃を予測する事も出来ますし、反撃する事も可能です。


相続コンサルティングの役割

はっきり申し上げて、相続が発生してしまった段階では、弊社でアドバイスさせて頂ける事はあまりありません。優秀な弁護士先生を紹介させて頂く事くらいです。

弊社のコンサルティングは、

「相続が発生する前の段階から、依頼人様の相続財産を守る事」

つまり、

遺産を独り占めしようとする他の相続人から依頼人様の相続財産を守る事です。


相続|遺産分割協議

争続は骨肉の争いである

対応は状況をお聞きしてからのケースバイケースになりますが、油断していると将来あなたがもらえるであろう遺産を敵は根こそぎ奪っていきます。
それだけは肝に銘じておいてください。

敵は突然キバを剥いてきますが、多くの場合、前兆があります。

たとえば、

  • お母さん(将来の被相続人)がそれなりの財産を持っている
  • 推定相続人は、妹(独身)のあなたと兄(妻子あり)の二人
  • お父さんは既に亡くなっている。
  • 妹のあなたが実家でお母さんと同居している。

としましよう。

  • いままであまり実家に来なかった兄(兄夫婦)がやたらと実家にくるようになった。
  • 私の留守を狙ってやって来ては、母と話すようになった。
  • 最近、母に認知症の傾向が見受けられる。
  • 兄はお金に困っている様子だ。お金の無心をされた。
  • 兄夫婦とは反りが合わない。兄嫁は私を避けている節がある
  • 兄が家に来た時に、母の通帳や保険証書を見ているのを目撃した。

などの傾向が見られたら要注意です。
この例の場合、お兄さんが遺産を独り占めする準備を始めている可能性がありますので、ご注意を。

「やったもん勝ち」は絶対許さない

相続問題に限らず、これが私たちの信念です。

まずは、現状をお聞かせください。弊社の遺言執行士(一般社団法人 日本遺言執行士協会 認定)が依頼人様にあった最適のプランを提示させて頂きます。


<ご注意>

弊社の相続コンサルは、将来において依頼人様が貰えるであろう遺産を守る為の最善のアドバイスをさせて頂きます。非弁行為に抵触する行為は致しません。
また、弁護士を依頼人様に紹介させて頂く際、紹介料は頂いておりません。


相続税に関しては、相続税の税率|相続税 |国税庁をご覧下さい。

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